血圧計とiPhone(アイフォン)が連動する血圧計がすごい!
→ 〇〇を変えて高血圧を改善!
高血圧の方は、受診の時に今までの血圧の値を見せてくださいと言われます。特に受診し始めの頃は、朝と夕方の一日2回測定して血圧手帳に記録していくことになりますが、この記録が結構面倒だと感じる方は多いでしょう。まず起床後に血圧は測るのですが、記録するためにメガネや手帳を探しているうちに忘れてしまうというパターンも多いかも知れませんね。寝起きで頭がボーッとしていることもあり、覚えているようで意外と忘れてしまうもの。そうなると記憶を頼りに記録することになってしまいます。今回は、そんな悩みを解消してくれる血圧計があるということで、早速調べてみました。
iPhoneと連動する血圧計
iPhoneと連動する血圧計が、オムロン、パナソニック、フランスのWithings社から発売されています。機能的には各社ともそれほど変わらないのですが、iPhone(アイフォン)やAndroid(アンドロイド)などのスマホにどこまで対応しているか、記録できる人数や日数、画面の見やすさ、アプリの使い勝手などが異なります。それぞれの特徴は以下のようになりますので、今お使いのPCやスマホにどこまで対応しているかご覧ください。
- iPhone、パソコンへのデータ転送はBluetoothが主流。AndroidはNFC(おサイフケータイ)通信で対応している血圧計もあります。
- カフが正しく巻けたかどうかのチェック機能付き
- データのグラフ表示機能
- 平均血圧表示機能
中でも、オムロンから発売されている手首式の血圧計「HEM-7280C」は、バックライト付きブラック液晶画面、カフぴったり巻きチェック、測定姿勢チェックなどの機能がついており、ウェルネスリンクを通じてiPhone/Androidやパソコンでデータを確認できます。Bluetoothも対応しています。
iPhoneと連動するメリット
- 血圧の値を、毎回自分で書かなくて良い(書き忘れがない)
- 受診の時にプリントして持っていけば良いため楽。プリンターがない場合はiPhoneを見せてもOK
- いつでも自分の血圧を確認できる
- 自分の血圧を把握しやすい
血圧計には手首式と上腕式の2種類ありますが、最近の血圧計はそれほど差がなくなってきていますが、手首の脈が触れにくい方は上腕式をお勧めします。また左右で血圧の違いがある方もいますので、その場合はできれば何回か両方測って受診の時に報告してください。またちなみに記録していくのは高い方の数値になります。
血圧が安定している方は、ある程度過ぎれば、このくらいで安定していますと言えば受診の時も大丈夫です。しかし、複数の降圧剤を飲んでいたり、降圧剤を飲み始めたばかりの方、血圧が安定していない方は、朝夕や異常時などに血圧を測定し記録した方が、薬の効果や変動が分かりやすくなります。診察の時にも、薬を変更するかどうかの参考になります。毎日の血圧測定、スマホ対応の血圧計を使用することで、少しでも楽になるといいですね。

いいね!しよう