血圧計の選び方 家庭で使用する血圧計に適したタイプは?
→ 〇〇を変えて高血圧を改善!
家庭で使用する血圧計を買いに、いざ家電量販店やホームセンターに出掛けても、たくさん種類がありすぎて選べない…。そんなご経験はないでしょうか?血圧計にはいくつかの種類がありますが、どのタイプを選べば良いのか迷うところ。今回はそのような方のために、家庭用血圧計の選び方と正しい測定の仕方などをご紹介したいと思います。
目次
◆血圧計の種類
現在販売されている家庭用血圧計は、まず測定する部位によって2つのタイプに分かれます。
1.手首で計測するタイプ
2.上腕部で計測するタイプ
病院に行って血圧を測ってもらう時は、上腕部での計測がほとんどです。医師などが推奨する血圧計も、上腕部で計測するタイプのものがほとんどと言われます。
どちらの計測タイプでも、測定時に圧迫した部分を心臓と同じぐらいの高さに固定する必要があります。上腕部で計測する場合は比較的自然にその高さに固定できますが、手首で計測する場合は意識的にその高さに固定する必要があります。また手首は上腕部に比べて完全に圧迫しづらいという形上の制約があるため、より上腕部での計測の方が正確な値を計測することができると言われています。さらに上腕部で計測するタイプは、「カフ」と呼ばれる圧迫帯を腕に巻きつけるタイプのものと、腕を機械に通すだけで計測できるタイプの2つに分かれます。
◆血圧計の選び方、それぞれの利点と欠点
血圧を計測する部位や機器の違いなどで、全部で3つのタイプの血圧計があることが分かりました。それでは、どのタイプが一番自分に合っているのか、それぞれの特徴を見て行きましょう。
1.手首で計測するタイプ
<利点>
・計測が簡単で楽
・血圧計の価格が安い
・コンパクトなタイプのものが多く、収納や持ち運びにも便利
<欠点>
・位置を心臓の高さに固定しづらい
・体の形状から、上腕部での計測に比べると精度が落ちる
2.上腕部で計測&巻きつけるタイプ
<利点>
・手首で計測するタイプに比べて正確に計測できる
・比較的価格が安いものが多い
<欠点>
・腕に巻く作業が面倒
3.上腕部で計測&アームインタイプ
<利点>
・手首で計測するタイプに比べて正確に計測できる
・計測が簡単で楽
<欠点>
・価格が高いものが多い
・血圧計自体が大きいため場所を取ってしまう
計測値の正確性やご家庭での使用を考えると、上腕部で計測するタイプのものが良さそうです。その中のどちらにするかは、計測が楽かどうか、価格が安いかどうかで選ぶと良いでしょう。
◆血圧計を選ぶ時に見るべきその他のポイント
上で見てきたような比較ポイント以外に見るべきポイントがあります。単に計測の仕方や価格だけでなく、このようなポイントも参考にしてみてください。
1.計測した結果を記録する方法
血圧計で血圧を計測した後、その数値を記録して行くことになります。その記録の仕方ですが、手書きで手帳などに記録する方法と、スマホやパソコンに連動させて記録する方法があります。最近の機種の中には、スマホやパソコンと連動して計測結果を送信してくれるものがありますので、その方が嬉しいという方は機種選びの一つのポイントとして考えてみてください。また血圧計とは連動していなくても、血圧の計測値を入力して行くアプリなどもありますので、それらをうまく活用しても良いでしょう。
2.電源の対応の違い
ACアダプタ付属で家庭用のンセントから電源を取るタイプと、乾電池のみ対応のタイプがあります。ご利用シーンに合わせて、選ぶ時のポイントとして考えるようにしてください。
以上、いかがでしたでしょうか?家庭用血圧計の選び方のポイントをご紹介しました。買って後悔のないように、ぜひ参考にしてみてくださいね。

いいね!しよう